多細胞生物では各々の組織に応じて細胞の形態や機能に多様性が存在します.特に腸管などを構成する上皮細胞の細胞膜では細胞接着複合体によって腸管側の頂端面とそれ以外の側底面に仕切られており,それぞれの面への物質輸送は極性を持った小胞輸送によって厳密に制御されています.そこで,私たちはC. elegans の腸管細胞に着目し,腸管細胞における極性輸送の分子メカニズムについて解析を進めています.さらに,すでに極性化した細胞内における小胞輸送だけではなく,初期発生段階において極性が形成されつつある腸管細胞内におけるタンパク質の動態を生きた個体内で観察し,腸管細胞の極性形成および組織形成における小胞輸送の役割について解析を進めています.
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群馬大学 生体調節研究所 細胞構造分野
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極性形成の分子メカニズム